小学校受験や中学校受験は必須ではない 公立も選べます
いわゆる良い学校を目指しても、小学校受験や中学校受験が絶対ということはありません。都立高校は男女を分けない選抜に変わり、公平さが増しました。私立では高校から入る枠が減る学校がありますが、公立の選択肢は今も広く、子どもに合う学校を探す余地は十分にあります。
早めに動くほど選びやすい 入口が少し前に移っています
高校からの募集が細る学校が出てくると、開いている入口は中学や小学校に寄ります。だからといって焦る必要はありません。家族の計画を少しだけ早める。これだけで情報が集まりやすくなり、準備も落ち着きます。
私立の最近の動き 具体的な学校で見る変化
高校募集を止めた学校や限定した学校があります
豊島岡女子学園は高校募集を停止し、中学からの一貫が中心になりました。東京農業大学第一は2025年から高校外部募集をやめ、完全中高一貫に移行しました。広尾学園小石川は高校は原則として国際生のみ募集で、2026年のみ本科の募集という例外の年があります。高校から狙える私立が絞られる分だけ、早めに校風や通学を確かめる価値が高まります。
公立の地図はしっかりしている 以前より整いました
都立高校は男女合同で合否を決めるようになり、女子が不利になりやすい状況は抑えられました。2025年度の全日制最終応募倍率は1.29、普通科は1.34で、前年より下がっています。人気校は別としても、全体は落ち着いた水準です。公立を軸にしながら、私立を併願に置く設計は現実的です。
二極化が心配でも 真ん中は残っています
高校受験で上位と下位に分かれ、中間が消えるという見方は強すぎるかもしれません。私立の一部で高入が縮んだ影響で、中位ゾーンが見えにくい年はあります。それでも公立には幅がありますし、中堅の私立やコース制の学校もあります。視野を少し広げれば、ちょうどいい学校は見つかります。
視点を少し変える 日常に合うかで見る
偏差値は大切ですが、毎日はもっと大切です。授業の進み方、英語の比重、行事の雰囲気、部活の温度は暮らしに直結します。中学から一貫に乗る方が伸びる子もいれば、都立中心で基礎を積み上げた方が力を出せる子もいます。夕方の食卓で通学時間や家族の予定を重ねてみると、無理の有無が自然と見えてきます。
誤解しやすい点 外部募集が減っても必須ではありません
高校からの募集が減る学校があるのは事実ですが、それが小学校受験や中学校受験の必須化を意味するわけではありません。公立の制度は整い、授業料支援の拡充で私立との併願も設計しやすくなりました。学校の方針は毎年変わることがあるため、志望校の公式情報を定期的に確かめる習慣が役に立ちます。
最後に 家庭の言葉で道を決めましょう
入口が前に動いても、家族の軸があれば迷いません。学びを楽しむ、経験を増やす、通学を短くする。短い合言葉をひとつ決めるだけで、判断はぶれにくくなります。必要なら、公立軸と私立軸を並べた現実的なプランを一緒に作ります。
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参考文献
東京都教育委員会 男女合同選抜への移行に関する報道発表
都立高校が男女別定員から男女合同選抜へ移行した一次情報です。移行の段階や背景が整理されています。
ベネッセ 2025年度 都立高校 最終応募倍率まとめ
全日制1.29倍、普通科1.34倍など年度の主要数値が確認できます。人気校の動きも概観できます。
首都圏模試センター 2025年 首都圏中学受験者数と受験率
受験者数52,300人、受験率18.10パーセントといった最新の推定値が示されています。高水準の継続が読み取れます。
豊島岡女子学園 高等学校 入学試験の変更について
高校からの募集停止の公式告知です。中学からの一貫体制への明確な移行が示されています。
東京農業大学第一高等学校 2025年より高校募集停止の案内
完全中高一貫への移行を学校が公表した新着情報です。年次の扱いも含めて確認できます。
広尾学園小石川 高等学校は国際生のみ募集 2026年は本科の例外年
高校募集の基本方針と2026年の本科募集という例外的な実施についての案内です。年度差に留意が必要です。
東京都 私立高校等の授業料支援 2025年度の周知
授業料負担軽減に関する最新の周知です。国の就学支援金の要件緩和と都の支援の組み合わせが整理されています。
ダイヤモンドオンライン 私立小学校の応募動向 2025年度調査
首都圏の私立小学校62校の応募者数が前年比で減少したという調査を紹介しています。小学校段階の熱の変化を把握できます。



