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慣らし保育を安心して始める。園とペースをすり合わせる考え方

慣らし保育を安心して始めるために、園とペースをすり合わせます。

初めての集団生活に向けて、親子の毎日は大きく変わります。慣らし保育は、その変化をいきなり本番にしないための「助走期間」のような時間です。短い時間から園に慣れていき、子どもも保護者も少しずつ新しい生活リズムをつかんでいけるように進めていきます。

慣らし保育は段階的に慣れていくための時間です。

慣らし保育は、いきなり長時間預けるのではなく、最初は数時間だけ過ごし、機嫌や体調を見ながら少しずつ預かり時間を延ばしていく取り組みです。園での様子を保育者から聞き取りながら、子どもがごはんや午睡の時間を園で過ごせるようになるまで、段階的に環境に慣れていくことを目指します。

例えば、初日は登園から午前中のみで帰宅し、数日かけてお昼ごはんやお昼寝までを園で過ごすように広げていくなど、細かいステップは園ごとに決め方が異なります。大事なのは「何日で終わらせるか」よりも、子どもの表情や疲れ具合を見ながら、無理のないペースを園と一緒に探していく姿勢です。

法律で決められた義務ではなく、親子に合わせて調整する取り組みです。

慣らし保育は、法律で必ず実施しなければならないと決められた一律の義務ではありません。国の制度上は、育児休業の終了前に行う慣らし保育も「就労の準備」として扱うことができるとされており、自治体や園が柔軟に期間や方法を考えられる仕組みになっています。このため、何週間必要かという絶対的な正解があるわけではなく、家庭ごとの事情に合わせて決めていくことが前提になっています。

子どもの月齢や気質、これまでの生活リズム、きょうだいの有無などによって、慣れるまでにかかる時間は大きく違います。保護者が「うちの子は慣れるのに少し時間がかかるタイプかもしれない」と感じている場合は、その感覚も遠慮なく伝えて良いことです。短く終わらせることよりも、「この子にとってちょうど良いペースかどうか」を一緒に考えてもらうことが、安心につながります。

復職日や家族のサポート事情も含めて共有します。

慣らし保育をどのくらいの期間で行うかを考える時には、子どもの様子だけでなく、保護者の復職日や勤務時間、送迎できる家族の体制も大切なポイントになります。仕事復帰の日程が決まっている場合は、最低でも数日前には慣らし保育が一通り終わるように逆算して、園とスケジュールを相談しておくと安心です。

祖父母やパートナーがどの時間帯なら送迎を手伝えるか、急な発熱などで呼び出しがあった時にどのような連絡体制にするかなど、現実的な動きを一緒に確認しておくと、いざという時にも慌てにくくなります。家族側だけで決めてしまうのではなく、「この週は仕事の引き継ぎが多くて抜けにくい」「この日はどうしても会議がある」といった事情も含めて、園に率直に相談しておくと、保育者も配慮しやすくなります。

子どもの情報を丁寧に伝えることが、慣れを助けます。

慣らし保育の期間は、園の生活に身体を慣らすだけでなく、保育者が子どもをよく知るための時間でもあります。普段の眠り方や、寝かしつけのコツ、好きな遊び、怖がりやすい場面、ミルクや離乳食の進み具合、アレルギーの有無など、家庭での様子をできるだけ具体的に伝えておくと、園でも似た流れを作りやすくなります。

特に、早産で生まれた子どもや、持病がある場合、過去に入院歴がある場合は、小児科医の意見も参考にしながら、無理のないペースを検討していきます。「ここまでは大丈夫そう」「ここから先は様子を見ながら」という線引きを、園と医療機関と家庭で共有しておくと、保護者の不安も軽くなりやすいです。

不安や迷いはそのまま言葉にして相談して良いものです。

慣らし保育が始まると、仕事と育児の両立が本当にできるのか、離れる時間が増えて子どもに寂しい思いをさせていないかなど、さまざまな気持ちが行き来します。こうした迷いや不安は、保護者だからこそ自然に湧いてくる感情です。園にとっても、保護者の本音が聞けた方が、子どもへの関わり方を一緒に考えやすくなります。

予定していたスケジュールが子どもに合わないと感じた時は、「もう少しゆっくり進めたい」「この日は短めにしてほしい」といった希望を遠慮なく伝えてかまいません。保護者と園が一方的に我慢するのではなく、対話を重ねながら落としどころを探していくことが、慣らし保育を「負担」ではなく「準備の時間」として受け止める土台になります。

親子に合った慣らし保育の形を、少しずつ探していきます。

慣らし保育の進め方に、万人に当てはまる正解の形はありません。園ごとのルールや自治体の方針、家庭の状況、子どもの個性が組み合わさって、その家族ならではの計画ができていきます。短時間からのスタートや、復職日との調整、家族のサポート体制の確認などを丁寧に行うことで、「このペースならやっていけそう」という感覚が、少しずつ芽生えてきます。

うまくいかない日があっても、それは慣れていく途中の一場面だと捉えることができます。園とのやり取りを重ねながら、親子に合った慣らし保育の形を模索していく時間そのものが、新しい生活に向かう心の準備になっていくでしょう。

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慣らし保育に関する参考情報。

育児休業期間中の慣らし保育に関する公的な考え方。

内閣府の自治体向け資料では、育児休業終了前に行う慣らし保育の期間についても、就労を理由とした支給認定の対象とできると示されており、自治体や園が個別の事情に応じて柔軟に対応できることがわかります。

内閣府 地方公共団体向けFAQ 保育認定等に関する資料。 https://www.cao.go.jp/bunken-suishin/teianbosyu/doc/tb_h29fu_02cao_106.pdf

保護者向けの慣らし保育の基本解説。

子どもと保護者が新しい生活にスムーズに移行できるようにするため、初めは短時間からスタートし、子どもの様子を見ながら少しずつ預かり時間を延ばしていくことや、園との事前の話し合いが大切であると解説されています。

暮らしのノート 慣らし保育の意味と進め方に関する解説記事。 https://kurashi-no-note.jp/nursery/smoothing

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