東京都市大学付属小学校は、試して確かめる子を育てたい学校です。
東京都市大学付属小学校を意識し始めたとき、準備の中心は、知っていることを増やすことより、気づいたことを確かめる流れを日常で回せるかどうかです。暗記の速さではなく、手を動かし、途中で直し、最後までやり切る手つきが残ります。
受験を決めている家庭でも、まだ迷っている家庭でも、今日からできることは同じです。小さな好奇心を拾い、短い時間で試し、言葉にして終える。この循環が、初めての場所での落ち着きにつながります。
答えの正しさより、確かめ方が伝わります。
東京都市大学付属小学校の準備で頼りになるのは、完成した答えをそろえる力ではありません。気づきを拾い、確かめ、分かったことを自分の言葉で置く力です。初めての課題に出会ったとき、頭の中で正解を探すより先に、手が動く子は強いです。そこに焦りが入りにくいからです。
ここでは、この日常の回し方を、確かめる循環と呼びます。目に入った小さな違いを見逃さない。気になったら少しだけ試す。結果を言葉にして終える。長く続けるより、短く終える。そうすると、家の空気が重くなりにくいです。
食卓でできる、氷の小さな実験が効きます。
たとえば夕方、コップの氷が思ったより早く溶けたとします。そのまま流しても構いませんが、少しだけ遊びに変えられます。窓の近くに置く。日陰に置く。手で触って冷たさを比べる。どちらが早いかを当ててみる。結果が外れても失敗ではありません。外れた理由が会話になります。
この経験が残るのは、理科の知識を増やしたからではありません。気づきを受け止めて、確かめて、戻れる手順ができたからです。受験当日は、問題の中身よりも、この手順のほうが子どもを支えます。
手を動かす時間は、当日の落ち着きを作ります。
作る。並べる。切り替える。こうした手の動きは、特別な教材がなくても育ちます。折り紙を折って形を変える。シールを同じ間隔で並べる。はさみで線に沿って切る。工作の出来ばえより、手順を守って進められたかが大切です。
上手にやらせようとすると、家の時間が苦しくなります。代わりに、やり直しが許される空気を先に置きます。ずれても貼り直せる。切りすぎてもテープで戻せる。時間をかけて完成させるより、戻れる経験を増やすほうが、当日に強いです。
祖父母ができる助けもここにあります。褒め方は、結果より過程に寄せると効きます。きれいだねより、工夫したね。早いねより、落ち着いてできたね。言葉が変わると、子どもの向かい方も変わります。
数の感覚は、比べるところから始まります。
数や図形が気になり始めたら、生活の中で比べる場面を作れます。長い短い。多い少ない。重い軽い。ここを言葉にできると、次の行動が楽になります。測るという言葉が出たら、ものさしで線を引いてみる。はかりで重さを比べてみる。これも正解の暗記ではなく、確かめる手つきを増やす話です。
説明が途中で止まっても構いません。言葉が出ないときは、指さしで始められます。ここが長い。こっちは少ない。そこから一言だけ足す。家庭でこうした小さな練習ができると、本番での立ち直りが速くなります。
東京都市大学付属小学校らしさは、過程を言葉にする場面に出ます。
東京都市大学という名前に惹かれる家庭は、完成した答えよりも、試して確かめる過程に価値を感じやすいです。受験準備でも、暗記でそろえるより、どう考えたかを短く話す機会を増やすほうが合いやすいでしょう。
言い方は難しくしなくて大丈夫です。やってみた。比べた。違った。だからこうした。この順番が言えるだけで、取り組み方は伝わります。話すのが苦手でも、手順がある子は、行動で示せます。
情報や機器は、便利さより使い方が大切です。
学校の学びは、机の上だけで終わりません。情報や機器も学びに入ってきます。ICTという言葉は、情報通信技術のことです。つまり、タブレットやパソコン、ネットの情報を使って学ぶための道具です。便利に使うだけでなく、正しい距離感を覚えることが要になります。
家庭で先にできるのは、時間を短く決めることです。終わりの合図を先に決める。見た内容を一言で言って終える。気になる言葉があったら辞書で確かめて終える。長く触るより、短く終えるほうが、生活が安定します。
視点を変えると、受験は家庭のリズムづくりでもあります。
受験準備は、子どもだけの話に見えますが、実際は家のリズムの話になりやすいです。頑張るほど、会話が命令になり、毎日が確認の連続になってしまいます。そうなると、子どもが試す前に止まりやすくなります。
ここで助けになるのが、短い区切りです。今日やる分を小さく決める。終わったら終わりにする。残りは明日に回す。これだけで、家の緊張は下がりやすいです。祖父母がいる家庭なら、見守る時間を増やすだけでも支えになります。手を出すより、戻れる空気を守るほうが価値があります。
準備の濃さは家庭差があります。量が少ないから不利だと決めつける必要はありません。短い時間でも、確かめる循環が回っている家庭は、当日の立ち上がりが安定しやすいです。
出願と説明会は、公式の案内で確認すると迷いが減ります。
募集要項、説明会、出願方法、費用は、年度で表現が変わることがあります。見落としを減らすいちばん確実な方法は、公式の案内を最初に見にいくことです。家庭で話し合う前に、事実を1度置いておくと、会話が落ち着きます。
費用は数字を見ると緊張が生まれますが、曖昧さのほうが長く不安を残します。分からない項目があったら、言葉を短く置き換えると理解しやすいです。納付金は入学時に必要になるお金です。寄付金は学校に任意で協力するお金です。分けて考えると、判断が前に進みます。
入学後に効くのは、家で回復できる時間です。
学校での体験が濃いほど、家は回復の場所になりやすいです。ここで大切なのは、家でも頑張らせることではありません。気持ちが戻る時間を確保することです。夕食の前に少し話す。寝る前に明日の持ち物を確認して終える。週末は荷物の準備を早めに済ませ、残りは遊ぶ。こうした小さな工夫が、長い目で効いてきます。
受験の準備も、入学後の暮らしも、家の中の循環が崩れにくい方向に寄せると続きます。試して確かめる子に育てたいなら、まず家の中で試して確かめられる空気を守る。そこからで十分間に合います。
最後に、判断の軸は家の言葉が増える方向です。
東京都市大学付属小学校が気になるとき、すぐに正解を決めなくても大丈夫です。学校が大切にしている学びの方向に、家庭の過ごし方を少し寄せてみる。そうすると、合うか合わないかが見えやすくなります。
気づいた。試した。分かった。やり直した。この短い循環が、家の会話を硬くせずに、子どもの手つきを強くします。受験は結果で終わるものではありません。家の中に残る習慣が、いちばんの収穫になりやすいです。
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