カトリック精神が息づく温かな教育環境
朝の礼拝と黙想で整う穏やかな心
聖堂での祈りと1日1善宣言
登校した児童は、ステンドグラスが淡く光る聖堂に静かに集まり、シスターの朗読に耳を澄ませます。短い聖句と黙想の後に、今日、誰にどのような優しさを示すかを心に描きます。数分の静けさが呼吸と心拍を落ち着かせ、自分を見つめる時間になります。教室では集中が続き、家庭でも「ありがとう」や「ごめんなさい」が自然に増えたと保護者から実感の声が届いています。
縦割りマリア班が育む助け合いの文化
1年生から6年生で編成するマリア班は、毎月の奉仕活動を自分たちで企画します。高学年は計画書づくりや安全管理を担い、低学年は現場で役割を果たします。年齢の違う仲間と協力する体験が、導く力と支える力の両方を伸ばし、学校全体に思いやりの輪を広げます。
少人数2重担任と専門スタッフの3層支援
24人編成に担任と副担任が常駐
各クラスは24人。授業ごとに担任と副担任が理解度メモを共有し、翌朝には個別課題で素早くフォローします。「わからない」を翌日に残さない仕組みが、安心して挑戦する姿勢を生みます。週末には学習ログと振り返りをまとめたポートフォリオが家庭に届き、声かけのポイントが見通しやすくなります。
常駐カウンセラーとチャプレン面談
聖堂横の相談室は休み時間に開放され、悩みを早い段階で言葉にできます。宗教的な傾聴と心理支援を組み合わせた体制が自己肯定感を支え、保護者相談にも丁寧に対応します。心の安全網があるからこそ、学びに前向きに向き合えます。
PYP準拠探究とSTEAMで伸ばす創造力
超教科的ユニットで世界を多面的に理解
問いを立てて軌道修正する探究サイクル
都市の持続可能性や水資源の循環といった大きなテーマを軸に、国語・理科・社会・図工が横断的につながります。児童は班ごとに問いを設定し、学期の途中で中間レビューを行います。不足している情報や見落としを洗い出し、調査と対話を重ねて計画を練り直します。教師は伴走者として問いを深める支援を行い、主体性と批判的に考える力を育てます。
エキシビションで2言語プレゼンテーション
学期末は体育館でポスターセッションを公開します。英語と日本語を切り替えながら調査の過程と提案を伝え、質問には根拠を示して答えます。自分の学びが社会課題とつながる手応えは、次の挑戦への自信になります。
Future Labと1人1台iPadのICT環境
3次元プリンタとAI解析で防災モデルを検証
4年生は鴨川の氾濫対策として可動堤防を設計し、3次元プリンタで模型を製作します。5年生は水位センサーを組み込み、6年生はAIを使って流速データを分析し、京都市へ英語と日本語で提案します。うまくいかなかった試行も価値あるデータとして共有し、挑戦を称える文化が根付いています。
ロイロノートカードで可視化される思考プロセス
ロイロノートで要点カードを作り、クラスで共有します。仲間のコメントで視点が広がり、教員は結果だけでなく過程も評価します。保護者はポートフォリオから成長の軌跡を具体的に把握でき、家庭学習の声かけがしやすくなります。
週5英語と国語探究が支える高い表現力
English Gardenで育つ自然な発話
低学年は歌とリズムで音を身体化
1年生と2年生は体育や音楽を英語で行い、フォニックスをリズムと動作で身につけます。失敗を恐れず声に出す空気が広がり、発音や語順が自然と定着します。耳と口を同時に使う反復が、英語への抵抗感を薄めます。
高学年はCLILと英語ディベートで論理を鍛錬
理科実験の記録を英語でまとめ、京都の文化資産やSDGsを題材に英語ディベートへ挑戦します。日本語で組み立てた論理を英語に置き換える経験が、次の段階で必要になるアカデミック英語へと橋渡しをします。
国語4段落構成と読書ワークショップ
主張・根拠・例・結論を徹底反復
低学年は日記で段落の型を楽しく練習し、4枠シートで整理します。高学年は週1回の読書ワークショップで要約と批評を重ね、根拠を示して語る力と語彙を伸ばします。書く力と話す力が、すべての学習の土台になります。
司書連携リサーチライティング
専任司書が探究テーマに合わせた資料棚を用意し、引用や要約の手順を丁寧にガイドします。情報を選び、読み解き、再構成する一連の流れを身につけ、ネット社会で必要な情報リテラシーを高めます。
進学実績と安全体制が裏付けるブランド力
内部一貫と外部難関合格を両立
京都聖母学院中高への無試験推薦
内部進学率は約60パーセントです。小学校で作り上げた探究ポートフォリオを中高カリキュラムへ継続でき、大学まで見据えた一貫教育につながります。
難関国私立中への高い合格率
洛南・同志社国際・灘など、関西トップ校への合格実績があります。放課後講座と個別面談で志望校に合わせた対策を行い、探究プレゼンで培った論理力が面接や記述でも評価されています。
京都駅近くの立地と多層安全システム
地下鉄九条駅徒歩圏とICタグ見守り
地下鉄九条駅から徒歩圏で、大阪や滋賀方面からも通学しやすい立地です。入退校はICタグで保護者へ即時通知され、主要交差点では教職員とPTAが見守ります。日々の通学の安心感が学びを支えます。
看護師常駐と大学病院連携
医務室には看護師が常勤し、京都府立医科大学病院と救急協定を締結しています。アレルギー情報はクラウドで管理され、緊急時の判断と対応がスムーズです。健康面の安心が、子どもの挑戦を後押しします。
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参考文献
初等教育段階における探究型カリキュラムの枠組みと評価の考え方を示す公的資料です。学習の流れや評価観点の整理に役立ちます。
International Baccalaureate Organization, Primary Years Programme Brochure. https://ibo.org/globalassets/publications/recognition/programme-statues/ib-recognition-pyp-en.pdf
1人1台端末と高速ネットワークの整備方針を示した文部科学省の方針資料です。ICT環境の教育効果と運用の考え方を確認できます。
文部科学省, GIGAスクール構想の実現。 https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
子どもの社会情動的スキルの重要性と国際比較の知見をまとめたOECDのプロジェクトページです。協働や自己制御の育成を考える際の基礎資料になります。
OECD, Survey on Social and Emotional Skills. https://www.oecd.org/education/ceri/survey-on-social-and-emotional-skills
学校におけるマインドフルネス実践の効果を検討した系統的レビューです。注意の持続やストレス耐性に関する研究結果が整理されています。
Dunning, D. L., et al., The effects of mindfulness-based interventions on cognition and mental health in children and adolescents, 2019. https://www.scienceopen.com/document_file/31f81555-70cd-47e3-b891-072605dade03/PubMedCentral/31f81555-70cd-47e3-b891-072605dade03.pdf
