神戸海星女子学院小学校の入試と学費は、早めに数字でつかむほど、家庭の判断が落ち着きます。
学校選びで最後まで迷いやすいのは、校風そのものより、現実に受ける段取りと、続けられる費用感です。神戸海星女子学院小学校は、理念や教育内容がはっきりしている学校ですが、入試と学費の情報も比較的整理されていて、家庭が見通しを持ちやすい学校です。だからこそ、ふんわりした憧れのまま進むより、まず数字をつかんだほうが判断しやすくなります。
2026年度入学要項では、第1学年の募集人数は女子50名です。女子校であることも含めて、学校の考え方が最初から明確です。人数が見えている学校は、家庭の準備も組み立てやすいです。いつ願書を準備するのか、いつ面接があり、いつ試験があり、どの時点で入学手続きになるのか。その流れを先に頭に入れておくと、不安はかなり小さくなります。
この学校の受験準備は、数字準備です。
海星の入試を考えるときに大切なのは、感覚より日程です。受かるかどうかを先に心配するより、家族がいつ何をするのかを先に整理しておくほうが、気持ちが安定します。願書配布、願書受付、面接、試験、合格発表、入学手続きまでが明確なので、この学校は準備を言葉ではなく予定表に落とし込みやすいです。
2026年度入学要項では、入学願書等の用紙配布は2025年5月24日から7月22日までです。小学校事務所で受け取る形ですが、電話で問い合わせれば郵送も可能とされています。願書受付は2025年7月23日から7月29日までで、所定の用紙を使った郵送のみの受付です。ここは見落としやすいですが大事です。持参ではなく郵送のみなので、家庭の中でぎりぎりに動くと落ち着きません。書き終えたあとに見直す時間、郵送事故を避けるための余裕、消印の確認まで含めて、早めの準備が合います。
入試本番より前に、家庭の言葉をそろえる時間が必要です。
海星の入試では、受験生と保護者が一緒に面接に出席します。2026年度要項では、面接日は2025年8月20日から8月23日、8月25日、8月26日の指定日で、所要時間は約10分程度とされています。時間だけ見ると短く感じますが、短いからこそ飾った言葉は出しにくいです。家庭の考え方が、そのまま出やすい場面だと考えたほうがよいでしょう。
この学校で面接がある意味は、子どもの受け答えだけを見るためではありません。なぜ海星で学ばせたいのか。家庭は学校の教育をどう受け止めているのか。娘にどんな6年間を過ごしてほしいのか。そうした部分が、短い会話の中で自然に見られます。志望理由を立派に言うことより、家族の中で言葉がぶれていないことのほうが大切です。
子どもへの声かけも、ここで変わってきます。「ちゃんと答えてね」とプレッシャーをかけるより、「聞かれたことを、自分の言葉でゆっくり話そうね」と伝えるほうが自然です。保護者側も、学校の理念に合わせた正解を探すより、「わが家はここに魅力を感じている」と言えるほうが強いです。
試験内容は、保育とペーパーテストです。
2026年度の入学試験日は2025年9月6日で、試験内容は保育とペーパーテストと案内されています。ここでいうペーパーテストは、いわゆる机に向かって取り組む形式です。一方で保育という言葉が入っているのが、海星らしいところでもあります。座って答える力だけではなく、集団の中での様子や、先生の話を聞いて動けるかといった面も見られやすいと考えておくと、準備の方向がぶれにくくなります。
この学校を受けるなら、問題を解く練習だけを増やしても足りません。名前を呼ばれたときの返事、座る姿勢、待つ時間の過ごし方、人の話を聞いてから動くこと。そうした日常のふるまいが、そのまま試験につながりやすいです。海星はもともと、生活習慣や人との関わり方を大切にする学校です。入試でも、その空気は続いていると考えると分かりやすいです。
合格後の動きまで先に見ておくと、受験が点ではなく流れで見えてきます。
合格発表は2025年9月7日に速達で発送され、入学手続きと制服申し込みの説明は2025年9月9日午前10時から11時に行われると示されています。つまり、試験が終わったあとも、すぐに家庭の動きが続きます。受験は9月6日だけでは終わりません。そこまで含めて予定を空けておいたほうが安心です。
とくに私立小学校受験では、合格後の動きが意外に早いです。気持ちの整理をする前に、必要な手続きが始まることもあります。だからこそ、受けるかどうかを迷ったまま願書を出すより、入学した場合の生活をある程度具体にしてから出願するほうが、家庭全体が落ち着きます。
学費は、年額だけでなく、初年度にいくら必要かまで見ておくと現実的です。
2026年度要項では、入学金は40万円です。入学後の年額として、授業料66万円、教育充実費15万円、その他約5.2万円が示されています。その他には合宿積立金などが含まれています。ここまでを合計すると、学校納付金ベースの初年度負担は約126.2万円になります。これは制服、学用品、通学費などの周辺費用を含まない数字です。
数字を避けると、不安が長引きます。反対に、数字を先に見てしまうと、考えることが具体になります。今の家計で無理がないか。姉妹の進学や習い事と重ねても続けられるか。毎年の学費だけでなく、入学前後にまとまって動くお金をどう見るか。そこまで考えておくと、憧れだけで決めにくくなり、逆に納得して選びやすくなります。
全国平均と比べると、海星はやや高めの準備を見ておくと安心です。
文部科学省の令和6年度調査では、私立小学校の初年度生徒等納付金平均額は90万9697円、受験料平均額は1万7897円です。海星は、入学金と年額授業料などを合わせると初年度の学校納付金だけで約126.2万円、受験料は2万円です。学校ごとに費目の立て方が違うため単純比較はできませんが、全国平均と見比べると、やや高めの準備を見ておくほうが安心だと言えます。
ただし、ここで大切なのは、高いか安いかだけで決めないことです。少人数教育、英語教育、宿泊体験、一貫教育の設計など、この学校が何に力を入れているかまで見て、費用と教育内容のバランスを家庭なりに判断することが大切です。
視点を少し変えると、学費は負担だけでなく、家庭の優先順位を映す鏡でもあります。
学校選びでは、費用の話をすると急に現実的すぎる気がして、少し言い出しにくくなることがあります。けれど、海星のように教育方針がはっきりしている学校ほど、費用を避けないほうがよいです。家計と教育方針の両方に納得して選んだ学校は、入学後の迷いが少なくなりやすいからです。
たとえば、少人数で見てもらえることに価値を感じる家庭もあります。宿泊体験や英語教育に意味を感じる家庭もあります。逆に、教育内容に共感していても、6年間無理なく続けるイメージが持てないなら、その違和感も大事です。数字は夢を冷ますものではありません。家庭の優先順位をはっきりさせる材料です。
これから受ける家庭は、学校説明会と公開行事の情報もあわせて確認したいです。
募集要項だけでなく、学校説明会や公開行事のページも一緒に見ておくと、準備の精度が上がります。海星の小学校では、年4回の学校説明会の機会を設けると案内されています。公開授業や学院祭、クリスマス会などを通して学校理解を深める機会があることも示されています。受験は書類と試験だけで決まるものではなく、家庭が学校をどこまで理解しているかでも落ち着き方が変わります。
なお、2026年3月時点で公式の学校説明会・公開行事ページには、現在イベント開催予定がないと表示されています。次年度受験を考える家庭は、募集要項の更新だけでなく、公開行事ページも定期的に確認しておくと動きやすいです。学校の空気は、文章を読むだけでは分かりません。実際に見て、家庭に合うかを確かめる時間が大きな判断材料になります。
神戸海星女子学院小学校の入試と学費は、早めに整理すると、学校との相性がむしろ見えやすくなります。
2026年度入学要項では、募集人数は女子50名です。願書配布は5月24日から、願書受付は7月23日から7月29日までの郵送のみ、面接は8月、試験は9月6日、試験内容は保育とペーパーテスト、入学金は40万円、入学後の年額は授業料66万円、教育充実費15万円、その他約5.2万円と示されています。数字にすると緊張感は出ますが、そのぶん受験の流れがはっきり見えます。
海星は、理念だけで選ぶ学校ではありません。理念と現実の両方を見て選ぶ学校です。だからこそ、入試の日程と学費を先に家族で共有しておくと、学校への理解も深まります。いつ何を準備するのか。どこまでなら無理なく続けられるのか。なぜこの学校を選びたいのか。そこが言葉になってくると、受験準備はただの対策ではなく、家庭の判断になっていくはずです。
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参考文献です。
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神戸海星女子学院小学校 募集要項。
2026年度入学の募集人数、願書配布と受付、面接日、試験日、試験内容、受験料、合格発表、入学手続き、学費の内訳を確認できます。
公式ページを見る第1学年/女子 50名。
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神戸海星女子学院小学校 学校説明会・公開行事。
学校説明会の考え方、公開授業や公開行事の位置づけ、現在の開催状況を確認できます。
公式ページを見る小学校では、年4回の学校説明会の機会を設けております。
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文部科学省 令和6年度私立高等学校等初年度授業料等の調査結果について。
私立小学校の初年度生徒等納付金平均額と受験料平均額を確認できます。海星の学費感を全国水準と見比べる際の参考になります。
資料を見る小学校の初年度生徒等納付金平均額は 909,697円です。
