園生活のイメージ

お弁当と上履きとスモックを、子どもの使いやすさで選びます

子どもが自分で扱える持ち物は、園生活の小さな自信になります。

入園や進級の準備では、お弁当箱や上履き、スモックなど、子どもの持ち物をたくさん選ぶことになります。 見た目のかわいさや好きなキャラクターに目が向きやすい一方で、毎日使うのは子ども本人です。 自分の力でフタを開けたり、靴を履き替えたり、スモックを着たりできるかどうかは、園での安心感や「自分でできた」という達成感につながります。

ここでは、お弁当箱と上履きとスモックを「子どもの使いやすさ」という視点から選ぶポイントを整理します。 どれも特別な道具ではありませんが、少しだけ見る場所を変えるだけで、毎日の身支度がぐっとスムーズになり、保護者の負担も軽くなります。

お弁当箱は、片手で支えやすくてフタを自分で開けやすいものを選びます。

お弁当箱は、子どもが毎日「自分で扱う」時間が長い持ち物です。 フタが固すぎたり、深さがあり過ぎたりすると、どうしても大人の手助けが必要になり、「自分では開けられない」という小さなストレスが積み重なります。 反対に、片手でしっかり持てる深さと、大きな力を入れなくても開け閉めできるフタの容器なら、昼食の時間が今よりも少し楽しい経験に変わります。

片手で支えやすい深さと、すくいやすい形を意識します。

幼児期の子どもは、まだ手のひらも指先も発達の途中です。 深すぎるお弁当箱だと、底の方のおかずをすくう時に手首を大きく曲げる必要があり、食べにくさを感じやすくなります。 ごはんやおかずがスプーンやフォークに乗りやすい、ほどほどの深さと角の丸みがある形を選ぶと、最後まで食べやすくなります。

また、片手で持った時に手のひらから大きくはみ出さないサイズだと、子どもが自分でお弁当箱を運びやすくなります。 中身の量は、園や学校が示す「お弁当の目安量」や、専門家のおすすめサイズを参考にしながら、子どもの食べるペースに合わせて調整していくと安心です。

フタは軽い力で開け閉めできるかを、実際に試して確かめます。

フタの留め具には、カチッと止めるタイプや被せるだけのタイプなど、いくつかの方式があります。 パッキンと呼ばれるゴムの部分がしっかりしていても、留め具が固すぎると子どもの手では開けられないことがあります。 商品によっては「子どもが自分で開けやすいフタ」をうたうものもあり、子育て情報サイトでも、フタの開けやすさやパッキンの扱いやすさが選ぶポイントとして紹介されています。

購入前に店頭で試せる場合は、実際に子どもに持たせてみて、片手で押さえながら反対の手でフタを開ける動きを練習してみると良いでしょう。 通販の場合も、レビューで「子どもでも開けやすい」「フタが固め」などの声を確認しておくと、イメージと現物の差を減らせます。

上履きは、かかとが安定していて足先に少し余裕のあるものを選びます。

上履きは、園や学校で長い時間履き続ける靴です。 サイズが合わないと、転びやすくなったり、足の指がぎゅうぎゅうに押されて痛くなったりすることがあります。 足の健康に詳しい専門家も、幼児期はかかとがしっかり固定できる上履きを選ぶことが大切だと指摘しています。

かかとが踏めない硬さがあり、足の後ろがきちんと立ち上がっているものを選びます。

上履きをかかと側からつまんでみて、簡単に折れてしまうものは、かかとが安定しにくくなります。 ほんの少し力を入れてもつぶれない程度の硬さがあると、かかとがきちんと靴の中で支えられ、走ったり止まったりする動きが安定します。

かかとがしっかりしている靴は、「すぐ脱げてしまうからかかとを踏んでしまう」といった習慣も防ぎやすくなります。 かかとを踏むくせがつくと、靴の形が崩れやすく、転びやすさや姿勢の乱れにもつながりやすいと言われています。 毎日履く上履きほど、かかとの安定感を意識して選ぶことが大切です。

足先に少し余裕があり、面ファスナーで自分で留められるかを確認します。

足先は、靴の中で指を動かせるくらいの余裕が必要です。 つま先に指1本分ほどのゆとりがあり、歩いた時にかかとが浮きすぎないサイズが目安になります。 店頭で試し履きをするときは、かかとをトントンと合わせてから、つま先側にどれくらいゆとりがあるかを見てみてください。

ベルト部分が面ファスナーの上履きは、いわゆるマジックテープのようにベリッとはがしてキュッと留めるだけなので、子どもが自分で調整しやすいです。 実際に子どもに履いてもらい、椅子に座って自分の手でベルトを開け閉めできるかを確かめておくと安心です。 足の発達や靴選びについて解説した記事でも、かかとを固定できる構造と、足の幅に合わせて調整できることが大切だとされています。

上履きの名前つけは、内側の見えやすい場所に記入します。

上履きにはクラス全員分の同じような靴が並ぶため、名前つけが欠かせません。 先生が一目で分かるように、かかとの内側やベロの裏など、子どもが自分でも見つけやすい場所に、ひらがなではっきりと記入します。

その一方で、防犯の観点から、外を歩くときに名前が大きく見える位置は避けるという考え方も広がっています。 登下校や外出時に名前が外側から目立ちすぎないように、内側や中敷き、タグの裏などに書く工夫をしている家庭もあります。 園や学校の方針を確認しながら、安心できる位置を選ぶと良いでしょう。

スモックは、袖口がゴムでまくりやすいものが使いやすいです。

スモックは、絵の具や工作や砂場遊びなど、服が汚れやすい場面で大活躍します。 着るたびに親がボタンを留め直さないといけないデザインだと、朝の身支度の負担が大きくなってしまいます。 逆に、子どもが自分で着脱しやすく、袖をまくりやすいスモックは、活動のたびに先生の手を煩わせずに済むので、園での時間もスムーズに進みます。

袖口にゴムが入っていて、手首でしっかり止まるものが便利です。

袖口にゴムが入っているスモックは、手を洗う時や粘土遊びの時にサッとまくり上げられます。 ゴムがゆるすぎると袖がずり落ちてきてしまい、反対にきつすぎると締め付け感が気になることがあります。 手首に通してみて、ほどよくフィットしつつも、子どもが自分で引っ張って伸ばせるくらいの強さが目安です。

幼稚園や保育園の入園準備の案内でも、袖口にゴムが入った長袖スモックが指定されることがあります。 サイズについては、洋服より1サイズ大きめを勧める園もあり、その場合でも袖口のゴムがしっかりしていれば作業の邪魔になりにくいと紹介している情報もあります。

頭からかぶるタイプや前あきタイプなど、園の方針と子どもの性格に合わせます。

スモックには、頭からかぶるプルオーバータイプと、前ボタンや前ファスナーで開くタイプがあります。 かぶるタイプは着脱が早く、ボタンのかけ違いも起こりにくい反面、頭に生地がかかる感覚が苦手な子もいます。 前あきタイプは、ボタンやファスナーの操作に慣れる練習にもなりますが、始めのうちは大人の手伝いが必要なことも多いです。

園によっては「指定のスモック」があり、色や形が決められている場合もあります。 その場合でも、袖口のゴムの具合や、首まわりの開き具合など、サイズ選びの範囲で子どもが動きやすいものを選ぶことはできます。 購入前にできれば1度試着をして、動いた時に肩や腕が引きつらないかを確かめておくと安心です。

スモックの名前つけは、先生と子どもが両方とも分かりやすい場所にします。

スモックはフックに何枚も並ぶため、名前が見えにくい位置だと、自分のものを探すのに時間がかかります。 首元の内側タグや胸のあたりなど、ハンガーにかけた時にも分かりやすい場所に記名しておくと、先生も子どもも探しやすくなります。

布用のペンで直接書く場合は、にじみにくいタイプを選ぶと、洗濯を繰り返しても読みやすさが保ちやすくなります。 不安な場合は、目立たない部分で少し試し書きをしてから本番を書くと安心です。

名前つけは、布用ペンやお名前シールを組み合わせると管理が楽になります。

園や学校では、ほとんど全ての持ち物に名前つけが必要になります。 手書きだけで全てを仕上げようとすると、鉛筆や細かなパーツまで含めて何十個も書かなければならず、保護者の負担が大きくなります。 そこで、布用の油性ペンと、お名前シールやお名前スタンプなどの専用グッズを上手に組み合わせている家庭が増えています。

布にはにじみにくいペンを使い、タグや内側に読みやすく書きます。

布用ペンや太めの油性ペンは、タグやスモックの内側に名前を書く時に便利です。 一般的な油性ペンでも、布によってはにじんでしまうことがあるため、タグの端などで試してから本番を書くと良いでしょう。 保護者向け情報でも、タグに太字で名前を書く方法は、洗濯しても読みやすさが保ちやすいと紹介されています。

服の外側に大きく書くと、防犯面で心配があるという意見もあります。 通園の際に外から見えにくい位置に名前を入れつつ、園の中では先生が分かりやすいように、内側のタグや目立たない場所にひらがなできちんと書くなど、バランスを取る工夫がおすすめです。

お名前シールやアイロンシールは、小さな持ち物に便利です。

コップや弁当箱やカトラリーのようなプラスチック製の持ち物には、防水タイプのお名前シールが活躍します。 布用のアイロンシールは、靴下やハンカチや巾着袋など、洗濯の回数が多いアイテムにも使いやすく、書き直しの手間も減らせます。 名前つけの専門サイトでも、お名前シールやスタンプを使うことで、入学準備の作業時間を大きく減らせると紹介されています。

シールを貼る時には、角を少し丸くカットすると、はがれにくくなることがあります。 また、食器や水筒に貼る場合は、食洗機対応のシールかどうかを事前に確認しておくと安心です。 どの方法を選ぶにしても、子どもが自分の名前を見つけやすいフォントと大きさで書いておくことが大切です。

子どもの使いやすさを軸に持ち物を選ぶと、毎日の身支度が落ち着きます。

お弁当箱と上履きとスモックは、どれも入園や進級のタイミングで一度にそろえることが多い持ち物です。 その分、「かわいいから」「おそろいだから」といった理由で選びたくなる気持ちも自然なものです。 一方で、子どもが自分で開けて、自分で履いて、自分で着られるかどうかを軸に選ぶと、園生活の中で「できた」という経験が増えていきます。

使い始めてから「少し固かったかな」「サイズが合わなかったかな」と感じることがあれば、その気づきも次の買い替えや下の子の準備に生かしていけます。 完璧な持ち物をそろえることよりも、子どもの成長や生活の変化に合わせて、少しずつ選び方を更新していくことが大切です。 保護者も子どもも負担が少なく、毎日の身支度の時間が少し楽しみになるような、そんな持ち物選びを目指していけると良いでしょう。

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参考文献について。

babyco編集部「幼稚園のお弁当箱の選び方は何が大事かを年齢別のサイズと選ぶポイントから解説した記事」。

幼稚園児向けのお弁当箱のサイズの目安や、子どもが自分でフタを開けやすい形や構造など、家庭で迷いやすいポイントを整理した解説です。

伸芽会グループ「令和の子の足の発達と靴選びと足育のコツをまとめた保護者向け記事」。

子どもの足の発達段階と、かかとをしっかり固定できる靴や上履きの選び方について、専門家のコメントを交えて説明した記事です。

おなまえシール工房「小学校の持ち物の名前つけの方法と便利グッズを紹介する解説」。

通学用品や文房具など、数が多い持ち物への名前つけについて、手書きとお名前シールやスタンプなどのグッズを組み合わせる方法をまとめた記事です。

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