神奈川県 私立幼稚園の補助金徹底早わかりガイド(2025年度版)
満3歳から5歳は国の幼児教育無償化により月25,700円まで授業料が実質ゼロになります。ただし私立幼稚園は園が独自に決める学納金が高めで、25,700円を超える部分は家庭負担が残ります。東京都と違い神奈川県は県レベルの上乗せ制度がなく、市町村の追加補助も一部に限られます。横浜市や川崎市、鎌倉市のように入園料や差額の一部を支える自治体もありますが、多くの市町村は国制度のみというのが現状です。ここでは2025年5月時点で公表されている主要な支援と、申請のコツをまとめます。実際の支給額は所得区分や兄弟構成で変わるため、最終的な条件は必ず各自治体でご確認ください。
市町村別の補助金一覧(第一子・所得制限なし世帯の上限額)
県内19市
| 市名 | 入園料補助(上限/回)。 | 月額差額補助(25,700円超部分)。 | 代表的な追加支援。 |
|---|---|---|---|
| 横浜 | ―*1 | ― | 預かり保育は国の上限11,300円まで無償*2です。 |
| 川崎 | 60,000円*3 | 5,000円 | 預かり保育は月上限11,300円まで加算されます。 |
| 相模原 | ― | ― | 国制度のみ*4です。 |
| 横須賀 | ― | ― | 国制度のみ*5です。 |
| 鎌倉 | 80,000円 | 20,000円 | 旧制度園や幼稚園類似施設も対象*6です。 |
| 藤沢 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 平塚 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 小田原 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 茅ヶ崎 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 逗子 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 三浦 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 秦野 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 厚木 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 大和 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 伊勢原 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 海老名 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 座間 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 南足柄 | ― | ― | 国制度のみです。 |
| 綾瀬 | ― | ― | 国制度のみです。 |
*1 横浜市は国の無償化分に一本化し、入園料補助は廃止されています。預かり保育の無償化を重視する運用です。
*2 横浜市の預かり保育は日額450円を利用日数に応じて積み上げ、月11,300円を上限に無料化されます。就労など保育必要性の認定が前提です。
*3 川崎市は私立幼稚園の入園料に対して「子ども・子育て支援補助金」を交付します。差額補助は上限5,000円です。
*4 相模原市は上乗せがなく、国の制度のみが適用されます。
*5 横須賀市も同様に国制度のみで、独自の上乗せはありません。
*6 鎌倉市は無償化対象外の幼稚園類似施設を利用する家庭にも差額補助を行う仕組みです。
町村部
愛川町や大磯町、二宮町、中井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町、葉山町、清川村などでは、2025年度時点で私立幼稚園に対する独自の上乗せ補助は確認できません。いずれも国の月25,700円補助と、所得や兄弟数に応じた副食費の免除が基本になります。
申請で迷わないための道しるべ
必要書類と提出先を先にそろえます
入園後、園から配布される「施設等利用給付認定(新1号)」の申請書に、園が発行する領収書を添えて提出します。提出先は住民票のある市町村の子育て支援課です。勤務先の所在地ではありません。書類は再発行に時間がかかるため、受け取り直後に撮影やコピーをして保管すると安心です。
課税証明書は5月下旬以降の交付が多いです
所得制限のある補助では前年分の課税証明書が必要になります。窓口の混雑を避けるならオンライン請求や郵送請求が便利です。転入直後は旧住所の証明書が求められる場合があるため、引っ越し前に取得しておくと手続きがスムーズです。
振込方式と減額方式の違いを理解します
自治体や園によって、保護者の口座に年2回程度まとめて振り込む方式と、園が補助分を差し引いて毎月の請求額を下げる方式があります。振込方式は家計簿上は一時的に支出超過に見えますが、後日戻りが入る前提で予算を組むと管理しやすくなります。減額方式は毎月の負担感が安定するため、家計管理がしやすいのが利点です。
暮らしに寄り添う補足情報
預かり保育の無償化は働き方と相性を見ます
日額450円、月上限11,300円の枠は、認定こども園や幼稚園での延長利用に向いています。残業や通勤時間のブレがある家庭では、枠内の活用だけで保育料の変動を抑えやすく、急な延長にも備えられます。
園ごとの費目に目を通します
同じ私立でも、教材費や施設維持費、冷暖房費の扱いは異なります。授業料の補助だけでなく、実費の合計で比較すると、結果として負担の少ない園が見えてきます。願書を複数出す場合は、納付金のスケジュールと返金時期も合わせて確認すると安心です。
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神奈川県の子育て補助総まとめは、こちらをご覧ください。
全国の補助金情報は、こちらでチェックできます。
参考文献
子ども家庭庁 幼児教育・保育の無償化 説明ページ。 https://www.cfa.go.jp/policies/kosodate/musyouka/
神奈川県 幼児教育・保育の無償化 解説。 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/musyouka/2019musyouka.html
鎌倉市 幼稚園等の入園料および授業料補助制度。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kosodate/s-3-07.html

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