昭和女子大附属昭和小学校

昭和女子大学附属昭和小学校の教育方針。国際と探究を家庭の言葉で理解する

昭和小を選ぶ理由は、国際と探究が暮らしの中でつながることです。

昭和女子大学附属昭和小学校を考えるときは、カリキュラムだけでなく、子どもがどんな景色の中で学ぶかまで想像すると整理しやすいです。国際コースと探究コースという軸があることで、家庭の会話が志望理由へつながりやすくなります。英語が好きになった、図鑑を開く時間が増えた、質問が増えた。そんな小さな変化が、面接での言葉になります。

大学附属という環境は、学びが遠い世界の話ではなく、身近な場所で起きていることとして感じられる助けになります。昭和小は学校の特色として、探究と国際の学びを明確に示しています。

合言葉は、違いを前提にする学びです。

国際的な学びは、英語が得意になることだけで終わりません。言葉が違う、文化が違う、考え方が違う。違いがある前提で相手を理解しようとする姿勢が育つことが、大きな価値だと言えます。これは、将来の進路のためというより、日々の人間関係の基礎になります。

昭和小の国際コースは、英語で学ぶ時間を取り入れるイマージョン教育を掲げています。イマージョンとは、英語を科目として学ぶだけでなく、英語を使って教科や活動に触れる形です。国際コースの紹介では、英語イマージョンを少人数に分ける工夫や、教科の一部を英語で行う流れが示されています。

国際の準備は、英語教材より会話の姿勢が先です。

国際の軸を家庭の言葉に落とすとき、最初に見るべきは英語の勉強量ではありません。聞き直しと言い直しを否定しない空気です。もう1回言って。どういう意味。こうした言葉が自然に出る子は、初めての場面で強いです。

たとえば、家での会話で伝わらなかったときに、早く結論へ運ぶより、言い換えを一緒に探してみると良いです。同じ内容でも、短く言う、順番を変える、具体例を足す。伝える形を変える経験が、国際の場面でも役に立ちます。

国際は、正しさより相手に届く形を探す学びです。

英語は間違えないことが目標になりやすいです。ただ、言語は相手に届く形を探す道具です。間違えても伝え直せる。相手の表情を見て言い換えられる。そこに価値があります。昭和小が国際コースの設計で示しているのも、英語の音や発話に慣れ親しむ時間や、少人数で学ぶ体制です。取り組みの意図を家庭の言葉へ置き換えると、志望理由は自然になります。

探究は、答えの速さではなく、問いを持ち続ける力です。

探究的な学びは、すぐに正解が出ないテーマに向き合う学びです。調べる、試す、整理する、伝える。こうした流れの中で、子どもの興味は育ちます。昭和小の探究コースは、探究的な学びを強化し、自ら学び続ける姿勢を育てることを掲げています。

探究は特別な研究の話ではありません。虫を見つけて、なぜここにいるのかを考える。紙飛行機を折って、飛び方の違いを比べる。うまくいかなかったら形を変えてもう1回試す。こうした日常の小さな実験が、探究の入口になります。

家庭でできる探究は、評価より次の一手です。

探究の準備は、できたかどうかの採点を増やすことではありません。次は何を試す。ここを短く促すほうが、子どもの言葉が伸びます。問いが続くと、学びは続きます。昭和小が掲げる探究の方向性とも、ここは相性が良いです。

具体的には、できたねで終える代わりに、もう少し良くするならどこを変えると聞いてみます。紙に書かせる必要はありません。口で言えたら十分です。言葉にすることで、考えが整理されます。

探究は、まとめて伝えるところまでが学びです。

探究は調べて終わりになりやすいです。ただ、最後に人へ伝える段階が入ると、学びの密度が上がります。何が分かったか。何がまだ分からないか。次は何を見たいか。これを短く言えるだけで、探究は習慣になります。

文部科学省の資料でも、探究的な学習の過程として、課題の設定、情報の収集、整理と分析、まとめと表現が示されています。家庭でできるのは、表現を難しくすることではなく、まとめと表現を小さく入れることです。

国際と探究は、別々ではなく、同じ日常で育ちます。

ここで視点を少し切り替えます。国際コースと探究コースは、別の才能を測るための分岐に見えるかもしれません。ただ、実際には共通点が多いです。どちらも、聞き直せること、試せること、伝え直せることが土台になります。

国際は、違いを前提に相手へ近づく学びです。探究は、分からない前提で問いを育てる学びです。前提が違うだけで、態度は似ています。分からないを恥ずかしがらない。言い直すことを恐れない。途中で直すことを悪いことにしない。これが家庭でそろうと、昭和小の学びがぐっと身近になります。

大学附属の環境は、学びの解像度を上げます。

大学附属という言葉は、進学の安心だけで語られがちです。もちろんそこも魅力の一部です。ただ、家庭の視点で大切なのは、学びの景色が広がることだと言えます。キャンパスという存在は、学びが生活の外側にあるのではなく、すぐそばにあるものとして感じられます。

志望理由を作るときも、学校の言葉を覚えるより、家庭の出来事に置き換えるほうが自然です。最近、子どもが質問するようになった。調べたことを人に話したがるようになった。英語の音に反応するようになった。こうした変化を拾うだけで、国際と探究の軸が家庭の言葉になります。

志望理由は、立派さより、入口が見えることが大切です。

志望理由は、立派に語るほど良いわけではありません。昭和小のどこに入口を感じたかを、家庭の具体で話せると強いです。国際なら、伝わらないときに言い換える姿勢を育てたい。探究なら、問いを持ち続ける時間を増やしたい。こうした言葉は、押しつけではなく、日々の観察から出てきます。

コース選択に迷う場合もあります。そのときは、どちらが得かではなく、子どもがどんな場面で目が輝くかを思い出すと良いです。音に反応するのか。試して直すのが好きなのか。人へ話すのが好きなのか。答えは家庭ごとに違います。違ってよいです。

最後に、受験は家庭の会話を細く長くするほど前に進みます。

昭和小の学びは、国際と探究という軸を、家庭の言葉へ落とせるところに強みがあります。英語の上達や知識の量だけで測らず、違いを受け止める姿勢と、問いを育てる習慣を大切にする。そう考えると、受験準備は特別な訓練ではなく、日常の会話の積み重ねになります。

焦りが出る日もあります。そのときは、今日の会話を1つだけ丁寧にする。聞き直しを褒める。次の一手を短く聞く。小さな動きが、国際と探究の学びへつながっていきます。

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