東京学芸大学附属世田谷小学校。2027年度新入生へ向けた、2026年度の年間スケジュール案です。
東京学芸大学附属世田谷小学校を目指す家庭では、公式の発表を待ちながらも、毎年の流れを土台にして1年を組み立てていくのが現実的です。とくにこの学校は、秋に一気に動きます。春から夏にかけては力をためる時期で、9月に説明会と願書、11月に発育調査と発表がまとまって来ます。だからこそ、早すぎる準備より、間に合う形で整える準備が大切です。
ここでの年間スケジュールは、直近の入試日程の並びを土台にしながら、2027年4月入学を目指す家庭向けに組み直した目安です。正式な募集要項は2026年の公示で必ず確認する必要がありますが、家庭の予定を立てるための現実的な下書きとして使える形にしています。
この学校の受験は、秋に集中する型です。
学芸大附属世田谷の入試準備をひと言で表すなら、秋集中型です。春に慌ててイベントを追いかける学校ではありません。むしろ、春と初夏のあいだに家庭の土台を整え、夏で仕上げ、9月に出願、11月に本番を迎える流れが見えやすい学校です。
もう1つ大事なのは、出願資格です。願書提出の時点で、学校が定める通学区域に、保護者とともに実際に住み、住民票があることが条件になります。受験の準備というと、問題や教室のことが先に浮かびますが、この学校では住所条件の確認がかなり大きな入口です。ここが曖昧なままだと、後からどれだけ頑張っても受験自体ができなくなります。
2026年4月から6月。静かに差がつく助走の時期です。
4月は、受験勉強を強く押し出す月というより、家庭の判断軸を揃える月です。通学区域に入っているか、通学の現実に無理がないか、家族の役割分担をどうするかを先に確認しておくと、その後の迷いがかなり減ります。祖父母も関わる家庭なら、この時期に送迎や見守りの可能性まで話しておくと安心です。
5月は、学校理解を深める時期です。この学校に合う準備は、量を増やすことだけではありません。落ち着いて話を聞けること、自分で切り替えられること、いつもどおりに取り組めることが大切になりやすい学校です。派手に伸ばすより、ぶれない力を育てるほうが合っています。
6月は、生活の形を整えます。朝の起きる時間、食事のリズム、座る時間、指示を聞いて動く時間を、家庭の中で自然に作っていきます。ここで無理に受験らしい空気を強くしすぎると、子どもが先に疲れてしまいます。毎日少しずつ、同じ流れを繰り返せることのほうが、本番では効いてきます。
2026年7月から8月。量より、整い方が問われる夏です。
7月は、できていないところを増やして見る時期ではなく、崩れやすいところを見つける時期です。たとえば、初めての課題で止まりやすいのか、急ぐと雑になるのか、疲れると返事が小さくなるのか。弱点というより、崩れ方の癖を見る感覚が近いです。ここがわかると、夏の過ごし方がかなり具体になります。
8月は、最後の追い込みに見えますが、本当は整える月です。長時間やり続けるより、短い時間でも毎日続けることのほうが、この時期は価値があります。暑さで体力が落ちやすいため、睡眠と食事を崩さないことも立派な受験準備です。子どもへの声かけも、結果を詰めるより、落ち着きを戻す言葉が向いています。今日は1つ丁寧にやってみようか、いつもの通りで大丈夫だよ、という言い方のほうが、子どもの力を出しやすくします。
2026年9月。家がいちばん忙しくなる月です。
9月は、受験の現実が一気に動きます。直近の並びをもとにすると、2027年度入学向けの学校説明会は、2026年9月10日木曜日ごろから9月23日水曜日ごろまでが有力です。願書の頒布は、同じく9月10日木曜日ごろから9月24日木曜日ごろまでの並びが考えやすいです。出願は9月中旬から下旬の1週間前後になりやすく、2026年で言えば9月16日水曜日ごろから9月24日木曜日または9月25日金曜日ごろまでを想定しておくと、家庭の予定は組みやすいでしょう。
ただし、2026年は9月21日が敬老の日、9月22日が祝日に挟まれた休日、9月23日が秋分の日で、9月後半に連休が入ります。この並びの影響で、出願締切だけは例年より前に寄る可能性も、逆に少し後ろへ動く可能性もあります。ここは、毎年と同じだろうと決め打ちしないほうが安全です。9月上旬の公示を見たら、その日のうちに願書、出願、説明会の3つを家族の予定表へ落とし込む流れが良いでしょう。
説明会の見方も大切です。ただ情報を聞く場ではなく、家庭が迷いを減らす場として使うと価値が高まります。教育方針が合うか、通学の現実が続くか、子どもの毎日に無理がないか。この3つを確認するつもりで見ると、説明会のあとにぶれにくくなります。
2026年10月。増やすより、ぶれを減らす時期です。
10月に入ると、焦りが出やすくなります。周囲の話を聞いて、もっと何か足したくなる家庭もあります。ただ、この時期は新しいことをたくさん増やすより、今ある力が安定して出る形にするほうが大切です。毎日の流れを固定し、持ち物を整え、親の言い方を揃え、子どもが迷わない状態を作ります。
視点を少し変えると、この月に問われているのは子どもの出来だけではありません。家庭の空気です。親が日ごとに言うことを変えると、子どもは正解より先に不安を拾います。今日はここだけ見よう、ここまでできたら十分だよ、と幅を狭くして伝えるほうが、本番前には効きます。
2026年11月。発育調査と発表を迎える月です。
発育調査は、名前の通り子どもの育ちをみる調査で、受験本番にあたる大事な場面です。直近の並びから見ると、2027年度入学向けでは、2026年11月25日水曜日ごろから調査が始まり、発表と抽せんは11月28日土曜日ごろになる可能性が高いです。毎年、11月最終週の水曜日ごろに調査が始まり、その週の土曜日ごろに発表と抽せんが置かれる形がかなり見えやすいからです。
この時期に家庭がやるべきことは、特別な上積みではありません。体調管理、移動確認、持ち物確認、当日の言葉を短く揃えることです。前日は早く寝ることより、いつもと同じ夜にすることのほうが大切です。当日も、頑張ってきて、ではなく、いつものようにやっておいで、くらいの言葉のほうが子どもは落ち着きやすいです。
2026年12月から2027年3月。受験後から入学前までの時間です。
受験が終わると、ほっとする一方で、気持ちが緩みすぎることもあります。12月は、結果にかかわらず、生活のリズムを大きく崩さないことが大切です。受かったら終わりではなく、入学後の毎日が始まる前の準備期間です。落ち着いて話を聞くこと、自分のことを自分でやること、朝に動けることは、入学後にもそのままつながります。
1月から3月は、学力を先取りする時期というより、学校生活へつなぐ時期です。身支度、持ち物管理、話を聞いて行動する習慣を、家で無理なく形にしていくと、入学後の立ち上がりが楽になります。ここでも、大きく変えるより、毎日同じようにできることのほうが価値があります。
2027年度新入生向け。年間の目安を、ひとつの流れにまとめるとこうなります。
4月から6月は、通学区域の確認と家庭の方針づくりです。7月から8月は、量を積むより、崩れ方を整える夏です。9月は、学校説明会、願書の頒布、出願がまとまって来る月です。10月は、新しいことを増やしすぎず、毎日の精度を上げる月です。11月は、発育調査と発表、抽せんを迎える本番の月です。12月から3月は、受験の終わりではなく、学校生活の入口として整える時間です。
この学校を受ける準備は、早く走ることではなく、秋に合わせて整っていくことだと言えます。春に全部を決めきれなくても大丈夫です。ただ、9月に家が慌てないように、4月から少しずつ道をならしておくことには意味があります。年間の予定表に先に入れておきたいのは、勉強時間よりも、説明会の見込み時期、願書の時期、11月最終週の本番です。そこが見えると、家庭の呼吸が揃いやすくなります。
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参考文献。
東京学芸大学附属世田谷小学校 入学案内。2026年度入試の出願日、調査日、発表と抽せん日、学校説明会、願書の頒布の流れが確認できます。公式ページ
東京学芸大学附属世田谷小学校 通学区域。受験の前提になる通学区域が確認できます。春の段階で見ておきたい情報です。公式ページ
令和8年度入学児童発育調査 受付時刻表等。直近年度の発育調査日程と、発表と抽せんの並びを確認できます。11月最終週の見込みを考える土台になります。公式PDF
内閣府 国民の祝日について。2026年9月21日から23日の祝日と休日の並びが確認できます。2026年の出願日程を読むうえで重要です。公式ページ


