京都聖母学院小学校

京都聖母学院小学校の入試日程を解説。A日程・B日程・C日程の違いとWeb出願の流れ

結論まとめ

まず押さえたい結論

京都聖母学院小学校の2つのコースは、英語の量だけで比べるより、子どもがどの言葉の環境で考え、伝え、学びを深めやすいかで見ると判断しやすくなります。フロンティアコースと国際コースは、どちらも心の教育と未来を生きる力を土台にしています。

こんな家庭に向いています

京都聖母学院小学校の受験を考えていて、フロンティアコースと国際コースの違い、英語教育、入学前の英語経験、適性検査、親子面接、学費の違いまで整理したい家庭に関係する内容です。

先に知っておきたいこと

総合フロンティアコースは、2027年度からフロンティアコースに名称変更されます。国際コースも入学前の英語学習は必須ではありませんが、入学後の家庭学習の協力は求められるため、家庭で支えられるかを見ておきたいです。

迷ったときの選び方

迷ったときは、どちらが有利かではなく、子どもが安心して声を出せる場、家庭が6年間支えやすい学び方、費用と通学を含めた続けやすさで考えると選びやすくなります。

最終更新日:2026年7月4日私たちについて商品評価基準

この記事は、1人の意見だけでなく、複数の研究や公的情報、さらに多くの研究をまとめて見た情報を参考に、家庭で考えやすい形に整理しています。

2つのコースの違いは、英語の量だけでは見えてきません

京都聖母学院小学校のコース選びは、英語の多さだけで決めるより、子どもがどの環境で考え、伝え、学びを深めやすいかで見ることが大切です。フロンティアコースと国際コースは、どちらもカトリック校としての心の教育を土台にしながら、言葉、探究、表現、英語との関わり方に違いがあるからです。

京都聖母学院小学校を考えるとき、2つのコースの違いを早めに整理しておくと、学校の見え方がかなりはっきりします。名前だけを聞くと、総合フロンティアコースは一般的な学び、国際コースは英語が強い学びという受け取り方になりやすいです。ただ、実際はそれほど単純ではありません。

2027年度から、総合フロンティアコースは「フロンティアコース」に名称変更されます。フロンティアコースは、日本語で考え、深め、組み立て、社会につなげていく学びに重心があります。国際コースは、英語を教科として学ぶだけでなく、英語を使って理解し、伝え、関わる毎日を積み重ねる設計です。

どちらが上かではありません。子どもがどんな環境で自信を持ちやすいか、どんな言葉の世界で育つと力を出しやすいかを見ることが、この学校のコース選びでは大切です。

まず見ておきたいのは、2つのコースに共通する土台です

京都聖母学院小学校のコース選びでは、違いばかりを急いで見ると、大事な芯を見落としやすくなります。学校全体では、建学の精神にもとづく心の教育がはっきりしていて、「祈り」「命」「仲間」「学び」の4つのプロジェクトが学校生活を支えています。

つまり、どちらのコースに進んでも、知識だけを積み上げる学校生活ではありません。感謝すること、相手を思いやること、役割を引き受けること、自分の考えを人に伝えることが、毎日の中に入っています。

さらに、学校は両コースに共通して、コミュニケーション力、テクノロジー力、クリティカルシンキング力を育てる方針を示しています。クリティカルシンキングとは、与えられた情報をそのまま受け取るのではなく、比べて考え、筋道を見つけて判断する力のことです。

このため、コース選びは、英語があるかないかだけで決める話ではありません。どちらのコースも、伝える力や考える力を育てる学校です。その上で、何語を中心に学びを深めるのか、どの場面で自分らしさを出しやすいのかが分かれていく、と受け止めるとわかりやすいです。

フロンティアコースは、考える筋道を育てながら、未来に届く学びへつなげます

フロンティアコースは、学びで未来を切り拓くコースとして見ると分かりやすいです。学校の案内では、学習習慣をつけること、多様に変化する時代にも対応できる確かな学力を身につけること、相互の考えを伝え合い、コミュニケーション力や深め合う力を養うことが示されています。

ただ覚えるだけではなく、相手の考えを聞き、自分の考えを組み立て、深め合う力まで含めて育てていく点に、このコースの個性があります。

フロンティアコースの中心にあるのは、深める学びです

学校の案内では、柔軟な思考力の育成が大きな柱として示されています。情報を集めて整理すること、分析して考えること、課題に対して自分なりの見方を持つことが重視されています。

読書や作文、対話を通して日本語の力を育てることも、このコースの大きな特徴です。日本語でしっかり考えられることを土台にして、社会や世界に向かって学びを広げていく流れが見えます。

算数では、1年生から4年生でTeam Teaching、5年生と6年生で習熟度別授業を行うことも案内されています。答えを出す速さだけでなく、学びの土台を作りながら、考え方を深めていく設計だと考えられます。

作ることや試すことが、学力の外側ではなく中にあります

このコースでは、挑戦を楽しみながら繰り返すことも大事にされています。作ること、育てること、試すことを多く経験しながら、新しく発見する力や、発想を広げる力を育てます。

プログラミング教育もその流れの中にあり、答えを覚えるためではなく、試行錯誤しながら考えを形にする経験として置かれています。ここでいうプログラミングは、難しい技術を早く身につけることだけが目的ではありません。

順番を考えること、やり直しながら完成に近づけること、自分で考えた工夫を形にしていくことが大切です。家庭でも、うまくいかなかったときにすぐ正解を教えるより、「どこまでは合っていたかな」「もう1回試してみようか」と声をかけるほうが、このコースの育ち方に合いやすいでしょう。

フロンティアコースでも、英語との接点はあります

フロンティアコースを、英語が少ないコースとだけ見るのは少しもったいないです。学校の案内では、教科で学んだことを英語で表現するCLIL学習や、ネイティブ教員が日々の学校生活を支えるグローバル教育も紹介されています。

CLILとは、教科内容と言語を組み合わせて学ぶ方法です。英語を単独で学ぶだけでなく、学んだことを英語で表現する経験につなげていく考え方です。

このコースが合いやすいのは、ことばで考える時間が力になりやすい子です。すぐに答えることより、見たことや感じたことを自分の言葉で整理しながら進むほうが、安心して学べる子には向いている可能性があります。

国際コースは、英語を学ぶのではなく、英語で学びながら伝える毎日をつくります

国際コースの大きな特徴は、英語を教科として学ぶ時間だけでなく、学ぶための言葉として英語を位置づけていることです。多くの教科を英語で学び、お祈りを英語で行うなど、学校生活の中で英語を聞き、話す場面が多くあります。

ここでいう実践的な英語力は、単語をたくさん知っていることだけではありません。理解すること、考えを伝えること、相手とやり取りすることの中で英語を使うという意味です。

国際コースの強みは、英語が生活の外側に置かれていないことです

学校の案内では、国際コースは多くの教科を英語で学び、授業や生活の中で身近に英語があることで、コミュニケーションの道具として英語を身につけていくと説明されています。

時間割例を見ると、1年生でも英語の授業が複数入り、6年生になると英語で行う授業の広がりも見えてきます。これは、英語を早く覚えさせるためだけの仕組みではありません。子どもが、英語を通して考えることに慣れ、伝わる喜びを持てるようにするための設計だと見るほうが近いです。

英語と日本語の教材を使い分け、英語での学びが学力として定着するように留意している点も、国際コースを見るうえで大切です。英語だけを増やすのではなく、教科理解と英語表現を両方見ようとしているコースです。

国際コースのもう1つの柱は、異文化を理解する心です

国際コースでは、さまざまな文化や習慣、価値観を持つ人々と心を通わせることも大切になります。英語が上手に聞こえることだけが価値ではなく、違いをこわがらず、人と関係をつくっていくことまで含めて学びにしている点が、このコースの独自性です。

学校全体の英語教育でも、「英語で伝え合い、理解し合う」という目的が示されています。英語が話せる子を育てるというより、英語を通して人と関わり、世界とつながる力を育てるコースだと考えると分かりやすいです。

入学前の英語経験がなくても、不利と決めつけなくて大丈夫です

国際コースを考えている家庭が気にしやすいのは、入学前にどれだけ英語をしておくべきかという点です。京都聖母学院小学校のよくある質問では、国際コースを希望していても、入学前に英語を習う必要はないと案内されています。

また、2つのコースは併願が可能で、適性検査はどちらのコースも同じ内容であり、英語の試験はありません。これは、国際コースだから英語経験者だけを前提にしているわけではないことを示しています。

ただし、入学後の家庭学習への協力は求められています。入学前に先取りしなければならないという意味ではなく、入学後の積み重ねを家庭でも支える姿勢が必要だということです。家庭では、発音の正確さを急ぐより、「聞こえなかったら、もう1回聞いてみようね」「短くても自分のことばで返してみようね」といった声かけのほうが、このコースには合いやすいでしょう。

迷ったときは、英語が好きかどうかより、どちらの場で力が出やすいかを見ます

コース選びでありがちな迷いは、英語が得意そうなら国際コース、そうでなければフロンティアコースという分け方です。ただ、この分け方だけでは、子どもの本当の相性は見えにくいです。

国際コースが合いやすいのは、英語の経験がある子に限りません。知らないことばに出会っても、まねしてみようとする子、聞こえた音をそのまま口に出すことに抵抗が少ない子、人とのやり取りの中で力が出やすい子には合う可能性があります。

一方で、フロンティアコースが合いやすいのは、日本語だけが得意な子という意味ではありません。考えを自分の中で1度整理してから伝えたい子、見たことを言葉で組み立てると安心できる子、読んだり書いたりする中で理解が深まる子には、こちらのリズムが合いやすい可能性があります。

コース選びは能力の比較ではなく、安心して伸びる場の選択だと考えられます。子どもは、得意なことが先にあるから伸びるとは限りません。居心地のよい学び方に出会うことで、力が後から形になることもあります。家庭では「どちらが有利か」より、「どちらの1日なら笑顔で通えそうか」を先に考えるほうが、結果としてぶれにくいでしょう。

受験準備では、コース別の先取りより、共通の土台を育てるほうが大切です

京都聖母学院小学校の2027年度募集では、A日程、B日程、C日程の考査内容はいずれも適性検査と親子面接です。英語試験がないため、国際コースを目指すからといって、英語の暗記を急ぐことが最優先になるわけではありません。

むしろ、どちらのコースにも共通する土台をどう育てるかが大切です。話を聞くこと、指示を理解すること、落ち着いて返事をすること、自分の気持ちを言葉にすること、家庭での学習習慣を少しずつ整えることが、入試前にも入学後にもつながります。

家庭で育てたいのは、自分の気持ちをまっすぐに言えることです

たとえば、うれしい、困った、ありがとう、ごめんなさいを自然に言えることは、この学校ではとても大事な土台です。親子面接でも、きれいに答えることだけが求められているわけではありません。相手の話を聞けること、落ち着いて返そうとすること、自分の言葉で伝えようとすることが見えやすい学校だと考えられます。

家庭での声かけも、少し変わります。「早く答えて」より、「自分ではどう思ったの」「そのとき、どんな気持ちだったの」と聞いていくほうが、子どもの言葉が育ちます。うまく言えなかったときも、「言い直してみようか」と受け止める時間が、あとで面接や学校生活につながっていきます。

国際コース志望でも、フロンティアコース志望でも、日常の質は共通です

国際コースを考えている家庭でも、アルファベットをたくさん覚えることより、人とやり取りする楽しさを持てることのほうが先です。フロンティアコースを考えている家庭でも、知識を増やすことより、考えたことを自分の言葉で言えることのほうが先に土台になります。

食事の前後のあいさつ、話を最後まで聞くこと、役割を途中で投げ出さないこと、誰かに気づいて動けること。こうした小さな積み重ねが、どちらのコースにもつながっています。

学費の違いも、教育内容と合わせて見ておくと判断しやすくなります

公式ページでは、入学に伴う諸費用として、2026年度新入生より適用される費用が案内されています。入学金は両コースとも150,000円です。総合フロンティアコースは、年額で授業料450,000円、教育充実費180,000円、施設設備費63,000円、保護者会費18,000円です。国際コースは、年額で授業料540,000円、教育充実費234,000円、施設設備費63,000円、保護者会費18,000円です。

入学考査料は20,000円で、制服・カバン・その他の制定品は約150,000円とされています。旅行積立、教材費等は別途案内とされているため、出願前には最新の募集要項と入学案内を確認してください。

ここでも大切なのは、差額だけを切り出して見ることではありません。国際コースは、多くの教科を英語で学ぶこと、英語で表現すること、家庭での英語学習も含めて、教育の組み立てそのものが異なります。フロンティアコースは、日本語で考え、情報を集め、分析し、作る・試す経験を重ねる学びが特徴です。その違いを家庭がどう受け止めるかで、費用の見え方も変わってきます。

京都聖母学院小学校の2つのコースは、進路の分岐ではなく、育ち方の分岐です

フロンティアコースは、日本語を土台に、考える力、作る力、伝える力を深めながら、未来へ広げていくコースです。国際コースは、英語を日常の道具として使いながら、伝え合う力と異文化を受け止める力を育てていくコースです。

どちらにも、心の教育と人との関わりを重んじる京都聖母学院小学校らしさがあります。だから、選ぶときに大事なのは、どちらが立派に見えるかではありません。子どもがどちらの空気の中で、自分らしく声を出せそうかです。

フロンティアコースでことばを育てながら広がる子もいます。国際コースで英語をきっかけに世界へ向かう子もいます。見学会や説明会では、名前の印象より、子どもの表情を思い浮かべながら、6年後の姿が少しでも見えるかどうかを大事にすると、判断軸がぶれにくくなるでしょう。

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京都聖母学院小学校の受験準備では、コース選びだけでなく、面接、適性検査、生活習慣、家庭学習の続けやすさも大切です。用品や教材を確認する場合は、子どもの性格、準備期間、親の関わり方、費用まで含めて選んでください。

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京都聖母学院小学校は、フロンティアコースでも国際コースでも英語にふれる機会があります。英語教材を検討する場合は、先取りの量だけでなく、子どもが楽しく続けられるか、家庭のサポート量が合っているかを確認してください。

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参考文献

京都聖母学院小学校 2つのコース。

「コミュニケーション力」「テクノロジー力」「クリティカルシンキング力」を両コースで養う方針、総合フロンティアコースの名称変更を確認できます。

公式ページを見る

京都聖母学院小学校 フロンティアコース。

柔軟な思考力、創造性、コミュニケーション力、プログラミング教育、CLIL学習をどう育てるかが具体的に示されています。

公式ページを見る

京都聖母学院小学校 国際コース。

多くの教科を英語で学ぶことや、英語をコミュニケーションの道具として身につけていく学びが確認できます。

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京都聖母学院小学校 English at SEIBO。

「英語で伝え合い、理解し合う」という英語教育の目的を確認できます。

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京都聖母学院小学校 よくある質問。

国際コースでも入学前の英語学習は必須ではなく、両コースの併願が可能で、英語試験がないことを確認できます。

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京都聖母学院小学校 入学案内。

2027年度入試日程、考査内容、募集人員、学費の内訳を確認できます。

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文部科学省 小学校学習指導要領解説。

学校の教育課程や各教科の学びを考える際の公的な前提情報を確認できます。

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