京都聖母学院小学校

京都聖母学院小学校の教育方針を解説。建学の精神と4つのプロジェクトから見る学校の魅力

最終更新日:2026年4月20日私たちについて商品評価基準

この記事は、1人の意見だけでなく、複数の研究や公的情報、さらに多くの研究をまとめて見た情報を参考に、家庭で考えやすい形に整理しています。

京都聖母学院小学校は、理念が毎日の暮らしまで届いている学校です。

京都聖母学院小学校の独自性は、カトリック校らしい心の教育を掲げていることだけではありません。学校が大事にしている考えが、朝の祈り、登校班、清掃、異学年の関わり、授業での発表、英語との出会い方にまでつながっているところに、この学校らしさがあります。受験を考えるときも、表に見えるコース名や学費だけで判断するより、子どもが6年間をどう育っていくのか、その道筋を見ていくほうが相性をつかみやすいです。

この学校をひとことで表すなら、平和の天使を育てる学校です。少し大きな言葉に見えますが、意味は難しくありません。自分だけでなく、家族や友だち、社会に向かって、やさしさと誠実さを持って関われる人を育てたいという願いです。その願いが、建学の精神と4つのプロジェクトに、かなりはっきり表れています。

学校の芯は、4つのプロジェクトにあります。

京都聖母学院小学校では、「祈り」「命」「仲間」「学び」を4つのプロジェクトとして位置づけています。ここで見えてくるのは、宗教の授業がある学校というより、子どもの毎日をどう運ぶかまで設計している学校だということです。心を落ち着ける時間があり、命や健康を考える学びがあり、人との関わりの中で役割を知り、最後は自分の力で考えて伝えるところまでつなげていきます。

祈りは、行儀のよさではなく、心を静かに戻す力につながります。

祈りに始まり、祈りで終わる学校生活は、京都聖母学院小学校の大きな特徴です。静かに手を合わせる時間は、宗教的な作法を覚えるためだけのものではありません。今日を無事に過ごせることに感謝すること、自分を振り返ること、相手のために願うことを、子どもが毎日の習慣として身につけていく時間です。受験準備でも、この学校を目指すなら、上手に話す練習だけを増やすより、あいさつをきちんとすること、食事の前後に自然に感謝を言えること、慌てた場面でも声を荒らげずに落ち着けることのほうが、学校との相性に近い力になりやすいです。

奉仕活動が祈りとつながっている点も、この学校らしいところです。お米一握り運動やルワンダレスキュー隊への協力、ウォーカソンへの参加など、誰かのために動く経験が、きれいごとではなく日常の実践として置かれています。思いやりを言葉だけで終わらせない学校だと言えます。

命の学びは、やさしさを気分で終わらせません。

命のプロジェクトでは、生命には始まりと終わりがあることを知り、自分が多くの人に守り育てられていることに気づく時間が大切にされています。各教科と連携しながら、生きもの全体を大事にする気持ちを育てる点に、京都聖母学院小学校の丁寧さがあります。命の話を、情緒的な話だけで終わらせず、学びの中に入れているからです。

さらに、健康な身体づくりをねらいとした取り組みも続いています。身体をしっかり使うこと、けがをしにくい土台をつくること、日々の運動量を意識することまで含めて、命を大切にする流れに置いているのが印象的です。受験を考える家庭でも、ペーパーや制作だけに時間を寄せすぎず、よく眠ること、きちんと食べること、外で体を動かすことを軽く見ないほうが、この学校の考え方には合いやすいでしょう。

仲間の育ち方が、同学年の中だけで閉じません。

京都聖母学院小学校では、仲良しタイムのように全校で遊ぶ時間があり、登校班や清掃活動は学年やコースをこえて組まれています。運動会でも、1年生から6年生までが「藤」「菊」「桜」「百合」の4チームに分かれ、同じ目標に向かいます。ここでは、友だちを作る力だけでなく、年下を気にかける力、年上を見て学ぶ力、集団の中で自分の役割を見つける力が育ちやすくなります。

この学校の仲間づくりは、ただ仲よくしましょうという雰囲気ではありません。相手の立場に立って支えること、協力すること、認め合うことを、仕組みの中で経験できるようにしているのが特徴です。受験前の家庭でも、「勝ててえらいね」だけで終えるより、「待ってあげられたね」「最後まで自分の係をやり切れたね」といった声かけのほうが、京都聖母学院小学校らしい育ちにつながっていきます。

学びは、覚えるだけでなく、考えて伝えるところまで進みます。

4つめの柱である学びは、かなり実践的です。京都聖母学院小学校では、学びの成果を表現する場が多く設けられています。自分の考えを出し、相手の考えと比べ、必要なら考え直し、もう一度言葉にする。この流れを大切にしているため、ただ早く正解を出す子より、考えた道筋を話せる子のほうが伸びやすい学校だと考えられます。

授業では、「何を学ぶか」だけでなく、「どう学ぶか」も重視されています。6年生の2学期末には小学校課程を終え、入試問題演習にも取り組む設計や、算数の複数教員体制、習熟度に応じた学び、放課後補習、漢字検定や算数検定への挑戦など、学力面でも手を抜いていません。心の教育を大切にする学校ですが、それが学力への甘さを意味しないところも、この学校の大事な独自性です。

京都聖母学院小学校らしさは、心の教育と未来の学びを分けていないところです。

学校全体では、これからの時代に必要な力として、コミュニケーション力、テクノロジー力、クリティカルシンキング力を掲げています。クリティカルシンキングとは、情報をそのまま受け取るのではなく、比べて考え、筋道を見つけて判断する力のことです。宗教教育のある学校と聞くと、落ち着いた雰囲気を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、京都聖母学院小学校はそこに加えて、未来に向けた学び方までかなり意識しています。

総合フロンティアコースは、日本語で考える力と社会につなげる力を育てます。

総合フロンティアコースでは、国語で自分の考えを表す力、資料やデータを読み取って考える力、他者と対話して学びを深める力が重視されています。読書や作文、対話、表やグラフを使った表現、問題解決、プレゼンテーションなどが、学びの中にしっかり組み込まれています。さらに、日本の文化を学びながら世界にも目を向けるグローバル教育、プログラミング教育、出張授業や体験学習もあり、机の上だけで終わらない学びになっています。

総合フロンティアコースが向いているのは、ことばで考える時間を大事にしたい家庭です。すぐ答えを出すことより、読んで、考えて、話して、もう一度まとめる流れを大切にしたいなら、このコースの考え方はかなり合いやすいでしょう。

国際コースは、英語を教科ではなく、学ぶための言葉として使います。

国際コースでは、多くの教科を英語で学びます。英語の時間だけでなく、教科内容を理解したり、自分の意見を伝えたりするための言葉として英語を使うところが特徴です。1年生からネイティブ教員による英語の授業が始まり、基本的なフレーズを使って自分のことを伝える練習を積み重ねます。3年生以降は読むことや書くことも進み、4年生以降は英語で思いや考えを表現する学習が深まっていきます。

ここで大切なのは、英語を早くやらせる学校という見方だけでは足りないことです。国際コースが目指しているのは、英語を使って伝え合い、理解し合うことです。フォニックスという、つづりと音の関係を学ぶ方法も取り入れながら、知らない単語に出会っても読み方を考えられる力を育てています。国内英語合宿やオーストラリア語学研修もあり、英語を知識として持つだけでなく、使う感覚へつなげています。

迷ったときは、英語量ではなく、子どもの過ごし方で考えると見えやすくなります。

コース選びで迷う家庭は多いですが、英語が得意かどうかだけで決める必要はありません。国際コースが合いやすいのは、英語が好きな子というより、ことばの音に抵抗が少なく、自分から言ってみようとする子です。総合フロンティアコースが合いやすいのは、日本語でじっくり考えたい子というより、体験したことを自分の言葉でまとめる時間が育ちにつながりやすい子です。どちらが上という話ではなく、6年間をどんなリズムで過ごすと力が伸びるかで考えると、判断が落ち着きやすくなります。

受験準備で見ておきたいのは、できることの数より、日々のふるまいです。

京都聖母学院小学校を目指すとき、家庭で先に整えたいのは、テクニックより生活の質です。祈りを大事にする学校だからといって、特別な宗教経験が必要なわけではありません。学校の案内では、キリスト教文化にあまり関わったことがない家庭でも、入学前は白紙の状態で問題ないとされています。必要なのは、祈りや感謝の時間をまじめに受け止める姿勢です。

親子面接や学校生活につながりやすい準備があります。

この学校に向けた準備で役に立ちやすいのは、自分の気持ちを自然に言えることです。うれしい、困った、ありがとう、ごめんなさいを、無理なく言葉にできることが土台になります。家でも、問いつめるように聞くより、「どうしてそう思ったの」「そのとき何をしたかったの」と静かに聞く時間を増やすと、子どもの言葉が育ちやすいです。

声かけも、少し変わります。「早くして」「ちゃんとしなさい」より、「最後まで聞けたね」「自分で言い直せたね」「先にどうぞって言えたね」のほうが、この学校の育ち方には近いです。結果をほめるより、ふるまいを確かめる言葉のほうが、子どもの内側に残りやすいからです。

英語の先取りより、伝える土台を作るほうが先です。

国際コースを考えていると、英語をどこまでやらせるべきかが気になるかもしれません。ただ、京都聖母学院小学校の英語は、単語暗記の量だけで測るものではありません。英語に触れることを怖がらないこと、わからなくても聞いてみること、自分のことを短い文で伝えようとすることが大切です。日本語でも、1つのことを1文で言い切る練習や、見たものを順番に話す練習は、そのまま土台になります。

総合フロンティアコースを考えている家庭でも、知識の詰め込みだけでは足りません。読んだことを話す、作ったものを説明する、見学先で気づいたことを家で言葉にする。こうした家庭のやり取りが、考えて伝える学びにつながっていきます。

通学と放課後まで見えると、6年間の相性が現実になります。

京都聖母学院小学校は、教育の中身だけでなく、毎日の流れにも特徴があります。方面別の登校班があり、1年生から6年生までが自宅方面ごとに登校します。1年生と2年生は通常、京阪「藤森」駅まで先生と一緒に集団下校をする仕組みがあり、希望制の登下校メール通知も整っています。通学の安心感を、かなり具体的に考えている学校です。

学校の1日は、登校、朝読書、授業、仲良しタイム、昼食という流れで進みます。朝読書で静かに始まり、昼には温かい聖母ランチを選べる点も、家庭には見ておきたいところです。毎日のリズムが安定しやすい学校かどうかは、入学後の満足度にかなり影響します。見学のときは、行事の華やかさだけでなく、朝の入り方や休み時間の空気も見ておくと、学校の本音がつかみやすいです。

支える仕組みが複数ある学校です。

放課後には補習があり、学年に応じて算数を中心に学習の定着を図っています。スクールカウンセラーやソーシャルスクールワーカーとの連携体制もあり、学習面だけでなく、子どもの心の面にも配慮があります。さらに、学童保育「プチパ」があるため、共働き家庭にとっても検討しやすい学校です。

このように見ると、京都聖母学院小学校は、理想だけを語る学校ではありません。心の教育を土台にしながら、通学、安全、放課後、補習、相談体制まで積み上げている学校です。保護者にとっては、この具体性が安心材料になります。

最近の学校発信を見ると、独自性が今も更新されていることがわかります。

学校の公式発信を見ると、2026年3月時点でも、1年生国際コースのプレゼン交流会や、5年生の新聞づくりの出前授業などが掲載されています。前者からは、低学年のうちから伝える力を育てている様子が見えます。後者からは、社会とつながる学びを教室の外まで広げていることが伝わってきます。理念だけが昔から続いているのではなく、その理念を今の学び方にのせ直している学校だと感じられます。

ここは見落としにくいようで、実は大事です。伝統校の説明を読むときは、昔から大切にしていることだけでなく、今の子どもたちにどう置き換えているかを見る必要があります。京都聖母学院小学校は、祈りや奉仕を守りながら、英語、表現、探究、テクノロジーにも手を伸ばしています。その重なり方が、この学校ならではの魅力です。

2026年度入試と費用は、早めに全体像をつかんでおくと落ち着きます。

2026年度の募集要項では、A日程は約100名、B日程は約20名、C日程は若干名の募集で、いずれもWeb出願です。考査内容は適性検査と親子面接で、入学考査料は20,000円です。日程を細かく追うことも必要ですが、それ以上に、家庭がどのタイミングで見学し、どの段階でコースを決めるかの流れを先に持っておくと、焦りに引っぱられにくくなります。

学費は、2026年度新入生の案内では、入学金が両コースとも150,000円です。年額は、総合フロンティアコースが授業料450,000円、教育充実費180,000円、施設設備費63,000円、保護者会費18,000円です。国際コースは授業料540,000円、教育充実費234,000円、施設設備費63,000円、保護者会費18,000円です。加えて、制服やかばんなどの制定品が約150,000円と案内されています。教材費や旅行積立は別途のため、受験を決める時点で、入学後1年の資金計画まで見ておくほうが安心です。

京都聖母学院小学校が合いやすい家庭は、毎日のふるまいに意味を持たせたい家庭です。

この学校は、派手な成果だけを急ぐ学校ではありません。だからといって、学力を後回しにする学校でもありません。心の教育と学力、祈りと探究、やさしさと表現、伝統と未来志向を、同じ学校生活の中でつないでいます。そこに魅力を感じる家庭には、とても強い学校です。

反対に、受験で目に見える結果だけを最優先にしたい家庭や、毎日の祈りや奉仕の意味を家庭で受け止めにくい場合には、合うかどうかを丁寧に見たほうがよいでしょう。学校選びは、良い悪いではなく、育ち方の相性です。

京都聖母学院小学校を考えるときは、説明会で聞いた印象だけで決めなくて大丈夫です。4つのプロジェクトが、家庭の日常とつながるか。子どもがここで、静かに始め、よく学び、人と関わり、自分の言葉で伝えられるようになるか。その景色が見えてくると、この学校が自分たちに合うかどうかは、少しずつはっきりしてくるはずです。

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参考文献。

京都聖母学院小学校「教育理念」。

「真理を探求し、愛と奉仕と正義に生き」

公式ページで確認する

京都聖母学院小学校「4つのプロジェクト」。

「祈り」「命」「仲間」「学び」

公式ページで確認する

京都聖母学院小学校「English at SEIBO」。

「英語で伝え合い、理解し合う」

公式ページで確認する

京都聖母学院小学校「入学案内」および「2026年度 児童募集要項」。

「2026年度新入生より」

入学案内を確認する

募集要項を確認する

京都聖母学院小学校「よくある質問」。

「全く白紙の状態で問題ありません」

公式ページで確認する

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